運転に影響を与える食品たち

お疲れ様です。Loxinalです。

何かを食べると消化や吸収といった、体内では何かしらの活動が起きています。

今回は、特に運転を控えている時には摂取を考慮した方がよい食品たちに着目していきます。

長期的な栄養不足で起きる体の反応を書くと、ほぼすべての食品や栄養素について書き出さなければなりません。

なので、摂取して24時間以内に目に見える体の反応が起きる食品に絞ります。

カフェイン

コーヒーから見つかった天然の有機化合物です。

医薬品や一部の清涼飲料水にも含まれています。

これを含む食品の例

コーヒー以外にお茶類や、エナジードリンクにも含まれています。

摂取すると起こる可能性のある反応

利尿作用覚醒作用疲労回復などがあります。

しかし過剰に摂取した場合、めまい興奮不眠嘔気下痢などが出現することもあります。

摂取の目安

具体的に健康に悪影響を及ぼす1日の摂取量などは設定していないそうです。

食品安全委員会(FSC)のファクトシートより国際的な注意喚起の提言はありました。

「健康な成人は最大400 mg/日(コーヒーをマグカップ(237 ml入り)で約3杯)までとする」

カナダ保険省(HC)より

「妊婦を除く健康な成人で400 mg/日以下であれば 健康リスクへの懸念は生じない」

欧州食品安全機関(EFSA)より

この二つから1日当たり400㎎以下の摂取に抑えると健康への被害は生じにくいと考えられます。

乳糖

糖類の一種で、ラクトースとも呼ばれます。

これを含む食品の例

牛乳が代表例で、ヨーグルトにも含まれています。

乳製品に含まれているイメージが強いですが、チーズは製造の過程で大幅に取り除かれています。

摂取すると起こる可能性のある反応

下痢腹部膨満感があります。

これらは乳糖不耐症に由来しているものです。

簡単に説明すると、成人になるに伴って乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)の産生が減る傾向にあります。

そうすると分解されず、乳糖のまま大腸内に入り大腸内の浸透圧が上がり下痢に、大腸菌による働きでガスが発生し腹部膨満へ繋がります。

摂取の目安

国立医薬品食品衛生研究所の食品安全情報から以下の記載があります。

「乳糖不耐または乳糖消化不良と診断された多くの人達 は一回の投与量(特に食事と一緒の場合)では12gの乳糖にほぼ症状がないまたは極弱い症状で耐えられる。1 回24gだと症状が出る」

欧州食品安全機関(EFSA)より

牛乳100mlあたりの乳糖の含有量を多く見て5gとすると、一回量を200ml(乳糖およそ10g)以下にすると乳糖不耐の方でも症状は軽いもので済む可能性があると考えられます。

エタノール

アルコールの一種で、つまりお酒です。

正式名称はエチルアルコールです。

言うまでもないですが運転に影響はおろか、人生に影響します。

飲酒運転ダメです。ゼッタイ

カプサイシン

天然の有機化合物です。辛み成分の一つです。

これを含む食品の例

トウガラシやハバネロが代表です。

ピーマンにカプサイシンは含まれていません。

ワサビやカラシも辛さがありますがカプサイシンとは別の物質が辛さを引き起こしています。

摂取すると起こる可能性のある反応

摂取した時点では、焼けるような痛み(辛み)があります。

しかし、大量に摂取すると気管支収縮によるや、胃粘膜の破綻による胃部不快感がでる可能性があります。

吸収されるとアドレナリンが分泌され発汗が起こります。

辛い食べ物は体と相談しながら摂るのがいいかもしれません。

摂取の目安

自身で摂取量は調整できるだろうという考えのもと、一日許容摂取量は設定されていないそうです。

農林水産省のカプサイシンに関する詳細情報に以下の情報がありました。

「伝統的な食事における大人の1回の食事当たりの総カプサイシンの摂取量を最大5mg/kg bwと推定しました。なお、この推定最大摂取量は感受性の強い人やトウガラシとその加工品に食べ慣れていない人には望ましくない効果を与えることがあるとしています」

ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) より

5mg/kg bwというのは、体重(body weight)1kgに対して5mgという意味です。

つまり例として、体重50kgの人がいたら5mg*50で250mgが推定最大摂取量ということです。

ソラニン

天然の有機化合物です。天然と聞けば体によさそうなイメージですがです。

かといって、少し摂取しただけで死ぬようなものではありません。

おそらく誰もが知らず知らずのうちに少量は摂取している経験があります。

これを含む食品の例

身近な代表例はジャガイモです。

特にの部分が多く、食べられるところでは皮の部分に割合が多いです。

緑色(未熟)のジャガイモも含有量が多いため注意です。

同じナス科の植物であるナスホオズキにも含まれています。

摂取すると起こる可能性のある反応

嘔気や嘔吐腹痛下痢頭痛めまいなどがあります。

摂取の目安

農林水産省のソラニンやチャコニンによる健康影響に以下の情報がありました。

「体重が50 kgの大人の場合、ソラニンやチャコニンなどのグリコアルカロイドを50 mg(0.05 g、体重1 kg当たり1 mg)摂取すると症状が出る可能性があり、150 mg~300 mg(0.15 g~0.3 g、体重1 kg当たり3 mg~6 mg)摂取すると死ぬ可能性がある」

FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)より

イモの品種によってもソラニンの含有量はばらつきがあるそうです。

どの皮つきジャガイモにも100gに少なくとも5mg以上は含有されているようです。

つまり体重50kgの人間が100gの皮つきジャガイモを短期間に10個以上食べる場合は体に何かしらの影響がでるかもしれない、ということが言えそうです。

ただし、ジャガイモの状態や食べた人の状態によっても結果は変わってくると思いますので、絶対ということではなく、一つのモデルだと思ってください。

最後に

運転中やその前後では特に気を付けなければいけないという形で今回は紹介させていただきました。

しかし、日常生活から注意していかなければいけないのも事実です。

本来、悪影響がないとされている食品や栄養素も過剰摂取をすると当然ですが体にはよくないです。

規則正しい栄養のとれた食事を、というとまた難しい話になりますが、どんなものでも過剰な摂取は避けることを推奨します。

適切な量で適切なエネルギーを手に入れていきましょう

Loxinal

参考文献

・食品安全委員会(2018)「食品中のカフェイン」 <https://www.fsc.go.jp/factsheets/index.data/factsheets_caffeine.pdf> 2020年3月22日アクセス

・ 国立医薬品食品衛生研究所 (2010)「食品安全情報(化学物質)No. 21/ 2010(2010. 10. 06)」<http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2010/foodinfo201021c.pdf>2020年3月22日アクセス

・農林水産省(2014)「カプサイシンに関する詳細情報」<https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/capsaicin/syousai/index.html>2020年3月22日アクセス

・農林水産省(2018)「食品中の天然毒素「ソラニン」や「チャコニン」に関する情報」<https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/solanine/solanine/solanine.html >2020年3月22日アクセス

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